ご挨拶

コグトレ実践定着へのマイルストーン

 

 第2回コグトレ研究会全国大会が、名古屋のウインクあいちで開催されます。昨年の第1回大阪大会では全国各地からの参加者約300名が集い、積極的なコグトレ活用実践等が報告されました。その熱気に触れた私は、学際的領域を超えたコグトレの拡大と臨床応用の発展を確信しました。

 

 コグトレの特徴は、教育・医療・福祉の臨床場面で幅広く活用されていることです。年々その拡がりが加速化しているように感じます。特に特別支援教育領域では、通常学級、通級指導教室、特別支援学級など、幼児児童生徒の実態に応じて手軽に応用されています。更に、児童養護施設やリハビリ施設などでの活用事例を耳にするようになり、その可能性に期待は高まります。コグトレ効果のエビデンスの構築は喫緊の課題といえましょう。

 

 昨年の参加者の声で最も多かったのが、「発表する機会を与えてほしい」というものでした。これらのご要望を受け、第2回大会では、シンポジウム、口頭発表、ポスター発表など、各地の実践報告を大幅に拡大することにしました。諸先生からの積極的な発表応募を期待しています。

 

 昨年の本大会の紹介時に、名古屋大会事務局のモットーは「お・も・て・な・し」とお話ししました。今回の第2回大会は、杉山登志郎先生を講師にお招きし、内容が充実しました。参加者の先生方の交流が深まるよう、懇親会も企画しております。みなさまに満足いただけるよう、事務局を中心に精一杯企画・準備を進めております。8月の名古屋は酷暑が予想されますが、それを上回る熱気が感じられる大会にする所存です。乞うご期待ください。

第2回コグトレ研究会全国大会 大会長

三重大学 教育学部 特別支援教育講座 教授

松浦直己